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雨漏り/小学校屋内運動場屋上防水改修工事(公共工事・品質管理)パート4(完成検査)

2025年10月23日

10月もおわりがみえてきました。

今年も残り2ヶ月弱となり、急に冬(寒く)になりました。

鍋を楽しもうと思います。

本題です。

8月より弊社が施工しております、小学校屋内運動場の雨漏り修繕と外壁改修工事(塗装・防水)工事案件について書いていこうと思います。(前回の記事の続き)パート4(完成検査)

完成 写真(after)

着工前 写真(before)

工事内容

外壁改修工事

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法

DCP PHOTO

建築構造物のモルタル塗り仕上げ外壁とタイル張り仕上げ外壁に於いては環境
要因による外気温度変化や経年劣化(乾湿繰り返し)等で各部材間の接着面に
収縮・膨張による応力(ディファレンシャルムーブメント=相対ひずみ)等で浮きが
発生した個所へアンカーピン及び注入口付きアンカーピンとエポキシ樹脂を併用し
モルタルやタイルの剥落防止を行う補修工法です。

自動式低圧エポキシ樹脂注入工法

DCP PHOTO

ひび割れから雨水等の侵入により躯体内部の鉄筋腐食が進行し、長期的には鉄筋腐食の膨張圧により、
躯体が破壊され(露筋欠損)構造物の耐力低下につながる可能性がある。
現場の状況に応じてひび割れ内に耐久性・接着性・防錆性(硬質形)・追従性(軟質形)のあるエポキ
シ樹脂を注入する事で躯体内部の鉄筋腐食を抑制しコンクリート構造物の耐力低下を抑制し長期的に
耐力を維持する事ができる。

可とう形改修塗材RE(公共建築改修工事標準仕様書対応)

DCP PHOTO

セメント系下地調整材

強度が高く、強固な被塗装面を形成することができる。
・比較的通気性が高く、塗膜膨れ防止の緩衝作用を有する
のでセメント系下地、骨材混入塗膜などに有利である。

特長

  1. 各種旧塗膜に対してエポキシの優れた密着性を発揮します。
  2. 下地の目止め効果が抜群です。
  3. 微弾性の塗膜がヘアークラックに追従します。

REは付着強さの他、塗膜の強靭性等に優位性がある。

防水改修工事

DCP PHOTO

完成検査の様子。こまかく検査して頂きました。

既存のシート防水を撤去して、下地調整後にウレタン塗膜防水(密着工法)にて施工しました。

雨漏りも改善し、教頭先生に喜んでいただけ、建物の長寿命化へ微力ながら貢献できたことに感謝を申し上げます。

小学校関係者の皆様、日置市役所職員で工事を担当した方々、ご協力の程、ありがとうございました。

(町で会ったら皆さん声かけますね)