数あるリフォーム業界の中でも現在、外壁塗装業界は最も需要の高い品目となっています。
近年、「外壁塗装専門店」の看板・店舗・HPが増加してきているのも、上記の通り高まるニーズに対応していくための各企業の取り組みの1つです。
元来、下請けを主に塗装職人として働いていた方の独立や大手資本を持つ企業の参入等様々な背景をもつ各社が外壁塗装業界へ参入を進めています。
各社によって成り立っている業界構造に関して、
まずは基礎知識として外壁塗装専門店を立ち上げる会社様の具体的な属性をご紹介させて頂きます。
①下請けメインの塗装職人会社
「外壁塗装専門店」を立ち上げられる会社様の中でも最も多い属性がこちらになります。
大手ハウスメーカーや、リフォーム会社が元請けで取ってきた仕事に対し、下請け業者として施工を担当されている会社様です。
下請けメインの経営により、自社で粗利や工期の設定が自由に行えず「多忙なスケジュールをこなしているはずだが、意外と会社が儲からない」
「ウッドショックによる原価高騰や、コロナショックによる需要の低下により新築着工棟数が減っており、仕事が減ってしまった」等の課題を抱えられている場合が多いです。
②ポータルサイトをメインに集客を行う個人職人
次に、個人の職人の方が独立をきっかけに法人化および「外壁塗装専門店」を立ち上げられるパターンです。
会社の規模を拡大することにより、さらなる収益の確保を目指される形が多いです。
③他業種リフォーム会社
水回りや内装工事といった、他業種のリフォーム会社様が「外壁塗装専門店」を立ち上げられるケースも近年増加傾向にあります。
こちらの属性の会社様にとってのメリットは既存事業との親和性の高さにあります。
既存事業で抱えているOB様への別工事の提案、既存事業で経営を実施してきたノウハウをそのまま新事業に当てはめて拡大することができます。
④大手資本を持つ他業界の会社
近年では家電量販店やホームセンターなどを営む、大手資本を持つ会社の塗装業界への参入も相次いでいます。
資本力が競合他社に勝るため莫大な広告宣伝費をかけられる点、①~③の会社様とは別の切り口で、エンドユーザーとの接点を保有している点に優位性があります。
既存市場の競合他社より規模の観点で優位性を持ち合わせているため参入障壁を高く感じられない場合が多いです。
上記のように、様々な属性の会社様が注目している外壁塗装業界。
外壁塗装業界の構造をお話し致しました。
スサキ塗装(株)は塗装職人の私が、創業し、店舗を新築して外壁塗装業界へ参入しております。