施工後1年未満のクレームが圧倒的に多い外壁屋根工事
施工後の保証内容は非常に重要です。
何故かというと、外装の瑕疵は工事後1年未満に生じる場合が多く、リフォーム工事後のクレームは、屋根と外壁が全体の半数を占めるほど多いからです。
後々トラブルが起こらないような施工をしてもらうことももちろん大切なのですが、万が一の場合を想定して、施行後の保証に関しても事前に検討するようにしましょう。
業者さんに外壁塗装してもらう場合、どのような種類の保証があるのか確認しておくことが大切となってきます。
塗装業界では受注をとりたい一心で、最初だけ都合の良い事を言って、後はしらんぷりなんて業者も、残念ながら多く存在するのが事実です。
後悔しないように、事前にしっかりと見極めることが重要です。
このページでは、どのように見極めをしたら良いのか、わかりやすく説明していきます。
これを押さえておけば安心!保証チェックのポイント
さっそく、保証の見極めポイントを解説していきたいと思いますが、まず把握しておくべきは、保証の種類です。
大きく分類すると、保証には下記の3種類があります。
- 自社工事保証
- あんしん保証
保証その1
自社工事保証
自社工事保証とは各業者、工事店がお客様に対して工事後に提出する保証書の事になります。
保証内容が施行業者によって変わるので、ここに対しては保証の有無だけでなく、下記の項目までしっかり確認をすると安心です。
スサキ塗装の場合
最大10年の保証がつきます。 お客様のお家のことを考え10年間、年1回は必ず無料で定期点検に伺います。
目視チェック・ヒアリング・赤外線撮影を行い、異常があれば補修させていただいております。
保証その2
国土交通大臣指定 瑕疵担保責任保険(別途費用)
お住まいのリフォームを行ったのち、不具合が見つかる事を瑕疵(かし)といいます。
不具合とは、契約通りの施工が行われていない部分や、一般的に必要な機能や品質が備わっていない部分から生じる問題をさします。
瑕疵保険に加入することで、瑕疵が発生しないように、第3者が施工箇所の点検を行い、問題が無いことを保証する仕組みになっています。
工事業者が倒産している場合には、発注者であるお客様に直接保険金が支払われますので、その費用を使って修繕できます。
保険は、国土交通大臣から指定された住宅専門の保険会社(保険法人)が、建築士等による現場検査を行った上で引き受けます。
保険の対象となるリフォーム工事に瑕疵があった場合に修補に要する費用等を保険でお支払いします。事業者が倒産した場合は発注者が直接保険金を請求することができます。
保険契約者・被保険者
住宅あんしん保証に、あんしんリフォーム工事瑕疵保険に関する事業者登録をしている事業者で、改修工事を実施する請負業者とします。
保険の対象となるリフォーム工事
保険の対象となるリフォーム工事(以下「保険対象リフォーム工事」(※)といいます。)は、次のすべての条件を満たす改修工事とします。
- ①新築工事ではないこと
- ②増築工事(同一敷地内にある既存住宅の基礎の外周部の外側に、基礎を新設し床面積を増加させる工事をいい、以下同様とします。)を含まないこと(※)
- ③管路または設備の解体、撤去、分解または取片づけを対象とする工事ではないこと
- ④清掃作業のみを対象とする工事ではないこと