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今回は職人の気遣い、技(腕)について詳しくお話ししたいと思います
どんな職人が一流と呼ぶにふさわしいでしょうか
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隅棟板金の継ぎ目箇所
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職人を評価する際によく(腕がいい)という表現をしたりしますが、この腕=技がよくても
良い工事にはならない事があります
なぜ・・技だけではだめなのか・・。それは技にプラスして未来の建物の状態を見る力、そして気配りがないと良い工事にならないからです

例えばこの隅棟板金のシーリング作業。
屋根部分は紫外線や雨の影響をダイレクトにうけてしまいます
シーリングの劣化が激しく雨漏りの原因になることも
そこでシーリングの打替えをします
築年数がたってきますと建物に使用してある建材は経年劣化により不具合が起きやすくなります
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エアコン室外機
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こちらは前回の塗装(一回目)でエアコン室外機のスリムダクトを外さないで塗装した結果の写真です
今回が塗装(二回目)となり、弊社は必ず外して塗装しております
なぜ他の業者さんは外さずに塗装するのでしょうか・・
外さないで塗装してますので、スリムダクトの裏面はもとの塗装する前の色のままです
縦目地(シーリング)も隠れていたようで、そのまま20年たってしまいました
こういった気遣いが、その後工事の仕上がりに大きく影響してくるのです
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近隣への汚水・飛散を防ぐ
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最後に紹介するのは、担当した職人の気遣いについてです
高圧洗浄をする際に、近隣へ汚水が飛び散らないようにブルーシートをはって作業しました
水を飛び散らさないという小さな事でありますが、職人の手間と気遣いによって実現することができます

工事は「職人の力」そしてそれをうまく振り分け作業をつなぐ「管理の力」そして要所ごとにかけられる「費用」があってはじめて、一流の工事が成り立ちます
どれが欠けてもだめなのです
このようにひとつひとつ考えていけば、費用が安い工事のゆがみがみえてくるとおもいます
私としては、一流の職人がしっかりと力を発揮できるようにしっかりと管理をして、工事に適した費用を積算し、お客様に喜びと感動を提供してまいります
それこそがお客さまのご希望にそった工事につながると思うからです
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スサキ塗装(株)
須﨑匡司